みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

茶筒

冬になる前に急須と茶筒を買おうと思っている。収納スペースがものすごく少ない家に住んでいるので、去年まではティーバックだったのだけど、お茶をたくさん飲むし、無理やり置き場所を作って買うことにした。一生使えるものだし、京都在住だし、せっかくならいい急須と茶筒がほしい。高級品じゃなくていいけど、100均とかではないのがいいな。お店を探して自分で選んで買うのを楽しみにしている。最初のお茶は何を買おうかなあ。

ところで、茶筒というと実家の金属製のものを思い出す。黒みがかっていて、光沢のある、つるつるした茶筒。そして茶筒を見ると母を思い出す。

家事の合間に母はお茶を淹れる。その際、茶筒がテーブルにおかれる。幼稚園に入る前はずっと家にいたわけだけど、子供心につるつるの茶筒を気に入っていた。テーブルに置かれた茶筒をよく眺めたり触ったりしていた。特に中ぶたがお気に入りだった。茶筒は一息つく母の姿と一緒に、平和な日常の象徴の一つになったらしい。

一方、実家の急須は赤茶色の陶器製の一般的なものなのだけど、急須に愛着はほとんどない。