みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

容姿

http://instagram.com/p/pQchcbKjPS/

男の子たちがからかいのつもりで言った言葉を真に受けてしまった。自分は太っていて、不細工で、女性としての価値も皆無であると叩き込まれた。それに疑問を抱かないまま大人になった。

太っているかどうかというのは数字でわかる。私は現在標準体型である。自分は太っているという意識が消えることはないけど、客観的事実として太っていないので自分を納得させることはできる。

困るのは「不細工で、女性としての価値も皆無である」の部分だった。私は、自分が不細工であり、直視に耐えないという認識に囚われている。

私は、写真を撮られるのが苦手だった。特に、彼氏に写真を撮られるのが苦手だった。ああ、こういう風に目に映っているのだな、と現実を突きつけられるのが怖かった。普段は相手の目に映る自分を絶対に想像しないことでやり過ごしてきた。自分が自分自身を鏡で見るより、ずっと長時間、色んな角度で、色んな表情を見られているというのに、本当に実際的な意味のない、逃げだった。それに気づいていた。相手を困らせていることも。大丈夫、大丈夫と自己暗示を続けて、先日初めて「撮ろうか」という言葉に「うん」と返せた。ちゃんとにっこりできていて安心した。

容姿が優れないことを必要以上に大きい問題にしてしまうのは、愚かだ。容姿に限らず、人を構成するどの要素においても。