みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

この仕事向いてると思うよ

上の子が通う幼稚園のPTA活動の一環で、わたしは図書委員として図書の管理業務をしている。図書は手書きの貸し出しカードで管理されているため、すべてがアナログの世界。わたしは不器用で、字が汚く、なぜか数を数えるのが苦手で、この手の業務においては(常に1歳の下の子を同伴していることもあり)戦力外どころかお荷物な存在である。学生時代、贈答用の乾麺を素早く箱に詰めるアルバイトをしていたとき、社員さんに「あなたこの10年で一番向いてないね…」と言われたのを思い出した。家で練習もしていたのにね…。

一方で、「この仕事向いてると思うよ」と言ってくれた人がいる。わたしがIT企業でカスタマーサポートの仕事に就くことになったとき、何も分かっていない、完全な未経験のわたしをゼロから教育してくれた先輩だった。わたしは仕事がよくできたわけではない。掛けた迷惑を思い出すと今でも吐きそう。でもその先輩は本心で言ってくれていたと思う。それは本当にありがたいことであったのだなあと思う。丁寧に、淡々と、我慢強く教育し、素養と努力と成長を見て言葉をかけてくれたのだから。

もう誰かに教育してもらえる年齢ではないので、次に社会復帰するときには、自分で戦える場所を選び、努力して、自分で「この仕事向いてる!」と思って働きたいな。