みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

環境の変化に対して

結婚して、特にゆかりもなく知り合いもいない茨城県水戸市に転居した。仕事は続けているけど、基本的には平日は夫としか会わないし、出かける場所といえばスーパーか、ランニングスポットとしての公園くらい。1日に食べる食事はすべて自分が作ったもの。淡々と毎日を過ごしている。

東京での生活を、楽しかったなあと思い出す。通勤時に好きなパンを買って、会社に行けば同僚がいて、会社の帰りにごはんを食べに行ったり、飲みに行ったりしていた。家で自炊する日のほうが多かったけど、「今日は○○食べたいな」と思ったものを帰って作ることができた。本屋さんや雑貨屋さんや喫茶店のような、フラッと遊びに行く場所もたくさんあった。

と、書くと前の生活に戻りたいようにみえるけど、そういうわけではなくて、「前の生活はよいものだった」という上で、「よい思い出」としてすでに取り出して懐かしめる状況にあるということに私は気づいたのだった。京都から東京に引っ越したときは、新しい環境にどうにか適応しようとすることでいっぱいいっぱいで、「京都での生活楽しかったね」といえるようになったのは1年くらい経ったあとだった。そう思うと、あんまり環境の変化が得意ではないわたしも成長している。夫の支えも大きいのだろう。

今の生活は、イレギュラーなタスクがまだたくさんある時期で、楽しめるというところまでは到達していないのだけど、日に日に慣れと、余裕を感じるようになってきた。もっと余裕が出てきたらやりたいことがたくさんあって、楽しみにしている。