みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

自分で選ぶ

津波で流された町に行ったとき、この場所を復興させるには一歩一歩本当に少しずつ、地道な努力をするしかないんだと悟りました。今後の人生の選択肢として、地元に帰って警察官や自衛官になるというものも自分の中にあったのですが、被災地を自分の目で見て、ああ、まず私は私で生きようと思いました。不思議。

跡形もない町は圧倒的に現実でした。夢や、希望とは違って、現実でした。

津波の被害がまったくない自宅近辺は被災前とほとんど変わらないけど、「就職先とだんなさん紹介するよ」といわれても戻ろうという気持ちはもうないです(実際言われた)。

京都で会った面白い人たちのなかで、私も同じく面白く生きていきたいです。