みゆぷり日記

楽しいおでかけ、おいしいおやつ

例えば記憶(意味記憶)の話。

記憶力がよい人は、大抵の人が10回書いて覚える英単語を5回で覚える。一方記憶力が悪い人は20回書かないと覚えられない。また、いくつかの事象から法則を導き出しだして当てはめたり、共通点を発見し結びつけたりして記憶ができる人は、物事を記憶しやすいが、そうではない人は単純な記憶力のみで記憶せねばならない。例えば make(メイク) lake(レイク) という単語の読み方を記憶していた場合、初見の take をテイクと読むだろうと想像できる人とできない人がいる。想像できる人は、既有知識が増えるに従って記憶がしやすくなる。

単純な記憶力がよく、かつ、法則や共通点を見つけられる人にとっての記憶の作業と、そうではない人の記憶する作業、かなり負担が異なると思う。

記憶にかぎらず、単純な作業と思われる何かをするとき、複数のアプローチを同時に行っていることがあると思う。突出した能力でこなす人も存在するけど、大多数の人はいくつかの方法を組み合わせて目的を達成しようとしている。それは無意識で処理されることも多くて、他者に説明できない。自分がなぜできて相手がなぜできないかわからない。